国や親にとって


突然の事でハッとしてしまった。

『 1年間も、家族と離れて暮らすなんて簡単ではないね。。。 』
そんな言葉を、最近知り合った男の子に投げかけられたから。

だって正直そんな風に考えた事が無かったから。

私にとって”家族 = 絆・温かい場所・幸せ”では無かったし、
1日も早くここから出たい・自立したいと願っていたあの頃。
だからその子に言われた時、なんて返事して良いのか戸惑ってしまった。

それと同時にデンマークに来て『 家族が恋しい?? 』
と良く聞かれていた事も思い出して、
あー、これが当たり前なんだよなーなんて再認識しました。

ヨーロッパの各国の友人達を見ても家族と暮らしている子がほとんどで(年齢的にもあるけど)
家族が何事においても中心にあるのが普通。
誕生日もクリスマスも特別な行事は家族とすごす。それが無条件。

エコビレッジでは子供達が自分たち親の事を、パパ・ママではなく下の名前で呼んでいたり。
大人だから子供だから、職業がどうとか上司とか部下とか関係なく、意見を言い合える。
人の発言に耳を傾ける、だから意見交換ができる。
それは親の名前を呼ぶのと同様にみんなが対等という精神だからなのかな。
ここでは当たり前のことだけど、とても素敵な事だなって感じました。

それはデンマークが "人よりも上に" の経済大国ではなく、
”人と共に”の生活大国だからなのでしょうか。

色々なことを考えさせられた1言です。


いじめ、自殺、親殺し、子殺しのない国デンマークの教育

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